深圳への行き方
このところ(僕も含め)いろんな人が「中国の特に深圳すげえよ」という話をしてるから、こりゃ一度行っとかないとなと思ってる人も多いだろう。
僕の訪問に便乗してもらってもいいのでそういう人はFacebook経由で連絡してほしいし、もちろん「金払うからハードウェア生産や買い付けの案内して」とか「深圳とのビジネス拡大するからお前コンサルやれ」っていうのも大歓迎(僕子供4人いるんでタダで動くのはつらいのよw)。
- 茂田のFacebookプロフィール
https://www.facebook.com/k.shigeta
- ちなみにTwitter
https://www.twitter.com/shigezo
ということで、深圳への行き方をざっくりご紹介する。
【1】行くタイミング
行き先が電気街なら、土日含めて営業してる。ただし日曜はざっと3割くらい閉まってるイメージ。アポ取って工場見学に行くなら、当たり前だけど土日は休み。
気をつけたいのは中国の祝日で、電気街は基本が問屋街なので思い切り休む。旧暦ベースなものが多い上に前後の週末をくっつけて連休にするフレキシブルさなので、毎年日程確認が必須だ。
年末年始 12/31-1/2の場合が多く、日本よりは短いので訪問チャンス
春節 正式には2018年は2/16-2/22なのだが実際は1月後半あたりから1ヶ月くらい休む。休みの直前は猛烈な繁忙期になるので工場見学・企業訪問の際は留意しよう
清明節 2018/04/05
労働節 2018/05/01
端午節 2018/06/18
中秋節 2018/09/24
国慶節 2018/10/01 ここは1週間くらい休み
あと強い台風がくるとお店も会社も休みになることがある。
【2】飛行機
深圳には立派な空港があるが日本からの便は選択肢が少なく、深圳航空の成田〜深圳便くらい。香港空港に行く便は多くの選択肢があり、LCC(格安航空会社)が選べるという大きなメリットがある。
特に香港ベースのLCC「香港エクスプレス」はキャンペーン時には税金その他総額でも13,000円程度になることもあり、日本国内移動より安い。
- 香港エクスプレス
https://www.hkexpress.com/ja
ということでまず香港エクスプレスで価格を調べ、往復1〜2万円台なら即決、3万円超えるなら荷物や食事なども考えると、非LCCの香港航空も候補に入ってくる。ジェットスタージャパンやバニラエア、関空ならピーチという日系LCCも利用できる。
節約の必要がないならキャセイパシフィックやANAなどを使おう。香港便はさほど高くはない。なお上海などから乗り継ぎで深圳に入る方法もあるにはあるが、中国の国内線は猛烈に遅れるのでマジ絶対やめたほうがいい。
インターネットで自分で航空券を買うということに慣れてない人も別に難しいことはない。自分の名前がちゃんと書けることと24時を過ぎたら日付が変わることを知ってれば十分。
多くの航空会社が一括検索できる以下の2つのサイトでみておけば間違いはない。ただしLCCは細かい追加費用設定などのために航空会社のWebサイトで直接取ったほうがいい。
- スカイスキャナー
https://www.skyscanner.jp/
- トラベルコ
https://www.tour.ne.jp/w_air/
飛行機はいろいろ選択肢あるが、とりあえず「香港エクスプレスで預け荷物ナシで行く」というのがお勧め。
【3】宿泊
中国でホテルを取る場合の注意点は結構多くあるのだが、大事なことは以下のとおり。
・Googleマップは微妙にずれてるので百度地図など中国製の地図サービスで位置を確認すること
・Ctripなど中国のサービスで予約するほうが間違いないが、予約入ってなかったり外国人が泊まれない宿だったりということは頻発する
・ホテルは英語名と中国語名とがあるが、タクシー運転手は中国語名しか知らないし、そもそも深圳は大都会なので零細ホテルは名前を言ってもわからない
・格安ホテルは雑居ビル内にあって入り口わかりにくい
ということでよくわからないなら、もし電気街などを観光するという目的ならば以下のホテルを取っておけばおおむね間違いない。1泊1万円前後払えば深圳ならそこそこいい感じの宿には泊まれるが、
「深圳市は東京都から奥多摩町を引いたくらい広い」ので、目的地に応じてホテルの立地を選ばないと無駄に移動する羽目になる。また 中国の中級ホテルはどういうわけかバスルームがスケスケなので、おっさんどうしの同室は絶対ダメ。安いんだから2部屋取りましょう。
- Huaqiang Plaza Hotel
https://www.agoda.com/ja-jp/huaqiang-plaza-hotel/hotel/shenzhen-cn.html?cid=-151
【4】香港・深圳間の移動
香港の空港から深圳に行く方法が実は割と選択に迷う。さまざまな手法を以下で紹介しているので参考にしてほしい。
- 香港〜深セン(深圳)移動情報
https://www.facebook.com/groups/hk2sz/
ゴチャゴチャ考えるのが嫌なら、香港空港着いたら「Mainland China」の看板にそってターミナル2に行き、そこのSkylimoという乗合タクシー乗り場で「ふぁんがん、ふぁんがん」と言うと客引きが勝手にチケット窓口に案内してくれる。HKD150が普通だが、キャンペーンでこれより安いこともある。Skylimoの代金はクレジットカードで支払える。
このルートだと途中で中国元を得られる場所が少ないため、香港の空港にあるATMで少しおろしておくといい。香港ドルと中国元が選べるから。
これで「皇崗口岸」という国境に連れていってくれて乗車のまま香港を出国し、中国への入国ポイントで降車する。あとは中国の入国カードを書いて外国人の列に並べばいい。
中国に入国したら、当たり前だけどタクシーの客引きには絶対ついていかないこと。ボラれるに決まってるのにわざわざ白タクに乗る意味は僕はよくわからない。歩道橋を渡った正規の乗り場で列に並んでタクシー乗れば、深圳のタクシーはおおむね良質なのでまず問題は起きない。
6:30〜23:00なら地下鉄が動いていて、皇崗の入国したところから歩道橋を渡ったところに駅がある。自販機で「深圳通」というICカードを買って、荷物のX線検査を受けてから乗車する。電気街のある「華強北」までは10分程度だ。
【5】どこに行ったらいい?
まずは電気街である「華強北」だが、これは地下鉄1号線の華強路駅と地下鉄2号線の華強北駅という至近距離にある2つの駅に挟まれたエリアだ。主要なビルだけで10棟以上あるのでそう簡単には案内できないが、とにかくこのエリア。朝はだいたい10時からだが工場直営の店は12時開店の場合もあり、18:30にはきっちり閉まる。スマホのリペアパーツを取り扱う非常に怪しいエリアは21時近くまでやっている。
一方でショッピングモールはだいたい22時までやってるから、昼間に電気街に行って夜はその他の店にまわりつつ夕食、というのが効率良い。
行き先が電気街なら、土日含めて営業してる。ただし日曜はざっと3割くらい閉まってるイメージ。アポ取って工場見学に行くなら、当たり前だけど土日は休み。
気をつけたいのは中国の祝日で、電気街は基本が問屋街なので思い切り休む。旧暦ベースなものが多い上に前後の週末をくっつけて連休にするフレキシブルさなので、毎年日程確認が必須だ。
年末年始 12/31-1/2の場合が多く、日本よりは短いので訪問チャンス
春節 正式には2018年は2/16-2/22なのだが実際は1月後半あたりから1ヶ月くらい休む。休みの直前は猛烈な繁忙期になるので工場見学・企業訪問の際は留意しよう
清明節 2018/04/05
労働節 2018/05/01
端午節 2018/06/18
中秋節 2018/09/24
国慶節 2018/10/01 ここは1週間くらい休み
あと強い台風がくるとお店も会社も休みになることがある。
【2】飛行機
深圳には立派な空港があるが日本からの便は選択肢が少なく、深圳航空の成田〜深圳便くらい。香港空港に行く便は多くの選択肢があり、LCC(格安航空会社)が選べるという大きなメリットがある。
特に香港ベースのLCC「香港エクスプレス」はキャンペーン時には税金その他総額でも13,000円程度になることもあり、日本国内移動より安い。
- 香港エクスプレス
https://www.hkexpress.com/ja
ということでまず香港エクスプレスで価格を調べ、往復1〜2万円台なら即決、3万円超えるなら荷物や食事なども考えると、非LCCの香港航空も候補に入ってくる。ジェットスタージャパンやバニラエア、関空ならピーチという日系LCCも利用できる。
節約の必要がないならキャセイパシフィックやANAなどを使おう。香港便はさほど高くはない。なお上海などから乗り継ぎで深圳に入る方法もあるにはあるが、中国の国内線は猛烈に遅れるのでマジ絶対やめたほうがいい。
インターネットで自分で航空券を買うということに慣れてない人も別に難しいことはない。自分の名前がちゃんと書けることと24時を過ぎたら日付が変わることを知ってれば十分。
多くの航空会社が一括検索できる以下の2つのサイトでみておけば間違いはない。ただしLCCは細かい追加費用設定などのために航空会社のWebサイトで直接取ったほうがいい。
- スカイスキャナー
https://www.skyscanner.jp/
- トラベルコ
https://www.tour.ne.jp/w_air/
飛行機はいろいろ選択肢あるが、とりあえず「香港エクスプレスで預け荷物ナシで行く」というのがお勧め。
【3】宿泊
中国でホテルを取る場合の注意点は結構多くあるのだが、大事なことは以下のとおり。
・Googleマップは微妙にずれてるので百度地図など中国製の地図サービスで位置を確認すること
・Ctripなど中国のサービスで予約するほうが間違いないが、予約入ってなかったり外国人が泊まれない宿だったりということは頻発する
・ホテルは英語名と中国語名とがあるが、タクシー運転手は中国語名しか知らないし、そもそも深圳は大都会なので零細ホテルは名前を言ってもわからない
・格安ホテルは雑居ビル内にあって入り口わかりにくい
ということでよくわからないなら、もし電気街などを観光するという目的ならば以下のホテルを取っておけばおおむね間違いない。1泊1万円前後払えば深圳ならそこそこいい感じの宿には泊まれるが、
「深圳市は東京都から奥多摩町を引いたくらい広い」ので、目的地に応じてホテルの立地を選ばないと無駄に移動する羽目になる。また 中国の中級ホテルはどういうわけかバスルームがスケスケなので、おっさんどうしの同室は絶対ダメ。安いんだから2部屋取りましょう。
- Huaqiang Plaza Hotel
https://www.agoda.com/ja-jp/huaqiang-plaza-hotel/hotel/shenzhen-cn.html?cid=-151
【4】香港・深圳間の移動
香港の空港から深圳に行く方法が実は割と選択に迷う。さまざまな手法を以下で紹介しているので参考にしてほしい。
- 香港〜深セン(深圳)移動情報
https://www.facebook.com/groups/hk2sz/
ゴチャゴチャ考えるのが嫌なら、香港空港着いたら「Mainland China」の看板にそってターミナル2に行き、そこのSkylimoという乗合タクシー乗り場で「ふぁんがん、ふぁんがん」と言うと客引きが勝手にチケット窓口に案内してくれる。HKD150が普通だが、キャンペーンでこれより安いこともある。Skylimoの代金はクレジットカードで支払える。
このルートだと途中で中国元を得られる場所が少ないため、香港の空港にあるATMで少しおろしておくといい。香港ドルと中国元が選べるから。
これで「皇崗口岸」という国境に連れていってくれて乗車のまま香港を出国し、中国への入国ポイントで降車する。あとは中国の入国カードを書いて外国人の列に並べばいい。
中国に入国したら、当たり前だけどタクシーの客引きには絶対ついていかないこと。ボラれるに決まってるのにわざわざ白タクに乗る意味は僕はよくわからない。歩道橋を渡った正規の乗り場で列に並んでタクシー乗れば、深圳のタクシーはおおむね良質なのでまず問題は起きない。
6:30〜23:00なら地下鉄が動いていて、皇崗の入国したところから歩道橋を渡ったところに駅がある。自販機で「深圳通」というICカードを買って、荷物のX線検査を受けてから乗車する。電気街のある「華強北」までは10分程度だ。
【5】どこに行ったらいい?
まずは電気街である「華強北」だが、これは地下鉄1号線の華強路駅と地下鉄2号線の華強北駅という至近距離にある2つの駅に挟まれたエリアだ。主要なビルだけで10棟以上あるのでそう簡単には案内できないが、とにかくこのエリア。朝はだいたい10時からだが工場直営の店は12時開店の場合もあり、18:30にはきっちり閉まる。スマホのリペアパーツを取り扱う非常に怪しいエリアは21時近くまでやっている。
一方でショッピングモールはだいたい22時までやってるから、昼間に電気街に行って夜はその他の店にまわりつつ夕食、というのが効率良い。
- 2017.11.26 Sunday
- その他
- 22:18
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- by 茂田カツノリ