ソーラー飛行機での歴史的な世界一周チャレンジは日本をただ飛び越す
太陽電池のパワーのみでの世界一周旅行を続けているソーラーインパルス2は、本稿執筆中の2015年4月6日時点で中国・重慶にいる。次に南京まで飛び、いよいよその次にハワイまでの太平洋上5日間飛び続けフライトに突入する運びだ。
http://www.solarimpulse.com
ミャンマーでの教育イベントの様子
http://info.solarimpulse.com/en/join-us#.VSH8BopKOJL
UAE・オマーン・インド・ミャンマー・中国と飛び続け、各地でこうした企画をしていて、子供達も世紀の大チャレンジを生で体感できるのは素晴らしい。
しかし、しかしである。日本ではさして話題にもならず、一切の立ち寄りもなく、ただ飛び越してしまう。
コース的には立ち寄ったほうが無理がないんだけど、日本の当局やスポンサー企業の協力は得られないままだ。
日本って食料も天然資源も輸入に頼っているから、技術発展や人材育成はなにより大事にすべき。しかし現実には、そもそも科学技術への関心自体が薄い。企業としてもスポンサードしたところで効果がないなら、何もできない。
チャールズ・リンドバーグに匹敵する歴史的チャレンジがいままさに行われているのに、日本をあっさりと飛び越されてしまうというのは、なんとも象徴的。ジャパン・パッシングはここまで来たか、と。
日本通過ももうすぐだが、いまからでも何かできないものだろうか。成長中なIT企業の社長さん、なんとかしようよ。
このチャレンジは「冒険家が気球で世界一周します」とかいうのとは根本的に異なる話なんだけど、そこも割とわかってもらえない。現実の技術としての実用度も、形を変えて使われるんだけどね。
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UAE・オマーン・インド・ミャンマー・中国と飛び続け、各地でこうした企画をしていて、子供達も世紀の大チャレンジを生で体感できるのは素晴らしい。
しかし、しかしである。日本ではさして話題にもならず、一切の立ち寄りもなく、ただ飛び越してしまう。
コース的には立ち寄ったほうが無理がないんだけど、日本の当局やスポンサー企業の協力は得られないままだ。
日本って食料も天然資源も輸入に頼っているから、技術発展や人材育成はなにより大事にすべき。しかし現実には、そもそも科学技術への関心自体が薄い。企業としてもスポンサードしたところで効果がないなら、何もできない。
チャールズ・リンドバーグに匹敵する歴史的チャレンジがいままさに行われているのに、日本をあっさりと飛び越されてしまうというのは、なんとも象徴的。ジャパン・パッシングはここまで来たか、と。
日本通過ももうすぐだが、いまからでも何かできないものだろうか。成長中なIT企業の社長さん、なんとかしようよ。
このチャレンジは「冒険家が気球で世界一周します」とかいうのとは根本的に異なる話なんだけど、そこも割とわかってもらえない。現実の技術としての実用度も、形を変えて使われるんだけどね。
- 2015.04.06 Monday
- ニュース
- 12:47
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- by 茂田カツノリ