Lightningや30pinのケーブルでMacと接続されたiOSデバイスを、外部ディスプレイとして使うためのアプリ「
Duet Display」が登場し話題となっている。
これはiOSアプリで、Mac側にも以下のサイトから無料ダウンロードしたアプリを入れておく必要がある。
http://www.duetdisplay.com/
設定もとても簡単で、レスポンス的にはまあまあUSBモニタ並みな感じで役には立つが、残念ながらまだバグが残っているようで利用中に突然接続が切れることが多々あった。iOS側のモニタをタッチするとマウスカーソルが移動し操作も可能だが、元来タッチ用ではないのであまり使いやすいものではない。
また重要な情報として、iTunesでは「iOS5.1.1以上対応」となっているが、実際にはiOS5.1.1で動く初代iPadでは、インストールはできるものの立ち上がらず、タップしてもすぐに落ちてしまう。公式サイトのほうでは「iOS6以上」となっており、どうやらiTunesの記載が間違っているのではと思われる。
また、ネイティブ解像度1920x1080であるiPhone 6 Plusを接続したところ、Mac側から見える解像度は以下のとおりであった。
568x320
667x375
736x414
これはたいしいた広さではないので、作業効率の向上を考えるのであればiPadをつなぐことを前提にすべきであろう。
発売記念で1,000円という値段が付いているが、本当に必要かどうかは考えてから購入しよう。